ロハスケ!

紫外線と虹についてのショートコラム

2006年08月26日 06:15
ケン幸田氏のカナダ便り
(ショートコラム)

http://www.botanical.jp/libraries/weekly/archives/upload/2006/08/rainbow-thumb.jpg

「日焼け」とは
紫外線が皮膚の細胞に影響を及ぼす現象で、
二種類あります。

まず、中波長の紫外線(B波 ultravioret rays B)が
表皮細胞(ケラチノサイト)の中に血管を広げる働きをすることで、
血液が表皮に集められ、
赤くなる、所謂ゆでタコ状態になるのが
"サンバーン"と言われる現象です。

一方、長波長紫外線(A波 ultravioret rays A)が
表皮の下の色素細胞(メラノサイト)に働きかけて、
メラニンを酸化させ黒褐色に変える現象を"サンターンと"言います。
サンターン状態で、
これ以上の中波長の侵入を上手く抑えられると、
ムラなく日焼けできるのですが、
失敗するとムラ焼けやシミになってしまいます。

http://www.botanical.jp/libraries/weekly/archives/upload/2006/08/uva-thumb.jpg

強力な夏の直射日光を15分以上浴びる時は、
忘れずサンスクリーン剤を塗布し、
しかも効力のなくなる二時間ごとに、
塗り足すことをお奨めします。

光の波長といえば、
にわか雨の多いここ数日にちなんだ小話。
虹」の字はどうして虫偏なんでしょうか
と云うことに触れておきます。
実は虹とは、
"天へ昇る龍"の姿を表す古字で、
蛇、蜥蜴など爬虫類の仲間として
表記されてきたことを示している訳です。
蛇といえばモンタナの農場で
いきなり出くわしたガラガラヘビに
心臓が飛び出しそうになったことが想起されます。
なんでもアメリカに多い此の種は、
感情が乱れると尾の先を激しく振るので、
尾の先の箸置きのような形の角質の節がぶつかり合って、
あのような音を発するのだそうです。
因みに頭以外は、全身尻尾に見える蛇の尾とは、
総排出門から後ろの部分のみで、意外と短いのです。(ケン幸田)

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