ケン幸田のカナダ便り

「物知り博士の百科事典」第五十七話:「物事の始まり(その6)四次元時計ほか」

“四次元時計”とは「百億年にたった1秒しか狂わない世界で最も精確無比なる時計」を指し、基本メカはレーザー光線とストロンチウム原子の組み合わせで「光格子時計」とも呼ばれ、なんと日本で造られつつあるのです。
これまで用いられてきた「セシウム原子時計」が刻む世界標準時間は、数千万年に1秒ほど狂うのだそうですから、その時間精度は15桁(10の15乗)ということになりますが、光格子時計の場合、理論的には、さらに千倍の18桁精度まで出せるといわれています。
当に「時空の歪み」を計測可能な精密機器なので、将来的には、地下資源探索や地殻変動が起こす超微細な重力変化も鋭敏に察知できますから、プレート移動を測定し、地震予知にも使えるといった万能効果を続々と発揮してくれそうです。


“安全カミソリとビール瓶のギザギザ王冠”には、「使用一回限りで捨ててしまう」という共通の発明コンセプトがあり、その方が商品から得られる利益も多くなるという狙いがありました。
ギザギザの王冠を1892年に発明したペインターの友人だったジレット(共にアメリカ人)が、1895年のある日、切れ味が悪くなったカミソリを捨ててしまおうとしてハタと妙案がひらめいたのが、「使い捨て安全替え刃式カミソリ」のアイデアだったのです。互いに商品化して爆発的ヒット商品に育て上げたのでした。




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