ケン幸田のカナダ便り

アルコール飲料の吸収と分解

酒のカロリー

酒を飲むと太るのは、
酒自体のカロリーによるのではなく、
実際は、ツマミの塩分や油分の影響が大きい。
またアルコールによって食欲が増進し、
つい食べ過ぎてしまうことが真の原因であることは、
ご存知の通りです。

ところで、一体「酒のカロリー」には、
どのようなカラクリがあるのでしょうか?
確かにビール大ジョッキ一杯で240キロカロリー、
日本酒一合200キロカロリーと言われますと、
ご飯一杯の160キロカロリーと比較しても高カロリーと思えますが、
実際は酒のカロリーのうちで体内に吸収されるのは
原料から出る成分だけで、
大半は「エンプティーカロリー」と言って、
熱として体外へ放出されてしまうのだそうです。

因みに、体内に吸収される分だけのカロリー、
つまり原料分だけでは、先と同じ量のビールで89キロカロリー、
日本酒で42キロカロリーしかないようです。
蒸留酒のウイスキーやブランディーでは、
全てがエンプティカロリーで、体内に蓄積されるものは無いのです。
だからと言って、酒だけ飲んでいれば太らないと飲み過ぎますと、
消化器官や肝臓などを傷めてしまうので、くれぐれもご用心下さい。

水がビールほど大量に飲めない理由

アルコール飲料の吸収と分解は、まず胃で最初の30分間で25%、
1時間で30%のアルコール分が吸収され、
残り70%は小腸へ向かうのですが、
胃が空っぽの場合は、10分以内で、
また胃の中に食べ物があって交じり合いながら送られる時は、
3〜6時間ぐらいかかって、すべてが吸収されると言われています。

また、吸収後、分解などの処理にかかる時間は、
ビール小瓶一本当たりですと、約1時間半位だそうです。
因みに水の場合は、胃での吸収はゼロ、
小腸から大腸へ送られて初めて吸収されるので、
ビールなら相当量飲めるのに、水は短時間で大量は飲めないことが
分かっております。



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