
“欧米風マナー”で日本人がミスしがちなのは「しぐさ」ではないでしょうか?
例えば「自分」を表そうとして「自らの鼻や顔の前に人差し指を向ける」しぐさは、
欧米では「私は馬鹿で、間抜けです」と受け取られるので、先ずやってはいけない動作です。
正しくは、「親指で自分の胸の辺りを指す」べきです。
また「他人を、自分の人差し指で指す」のは、侮辱とか挑戦とかに受け取られますので、
この場合は「上向きにした手のひら全体で指し示す」ことが肝要です。
同じく最大の侮辱、相手への怒りを表現するのは「相手側に手の甲を向けて、Vサインをする動作」で、絶対にやってはいけません。
日本人は「二人で」とか「二番目、二つ」などを表現するとき、何の気なしに、この所作を取りがちですから、良く心しておくべきでしょう。
他にも「手の甲を上にして、おいで・おいで」をすると、相手に「あっちへ行け」とか「さよなら」のジェスチャーと間違えられます。
「手のひらを上にして、四本指全体を内側へ折り曲げる」のが、こちらへ招く正しい仕草です。
“率直に申し上げれば”は、英語で「フランクリー スピーキング」と表現しますが、
これは「フランク人」に語源があるそうです。
ゲルマン人の一部族であったフランク族は民族大移動でガリア地方に勢力を広げ、五世紀末、今の独仏伊・ベルギー・オランダに跨るフランク大帝国を建設しました。
この王国全盛期(8〜9世紀カール大帝下)に「言動の自由」を与えられたのはフランク人だけだったので、後にフランク=自由・率直のイメージが定着したようです。
因みに、フランクの原義は「投げ槍の名手」で、この民族は戦い上手でした。
“食事のスタイル”は世界でも「手食・箸・フォーク」の三つの文化圏に分かれますが、
人類発祥以来の手食はともかく、箸は中国で2400年の伝統(大衆化は千年前ごろ)を持つのに対し、
フォークの発明は新しく900年前のイタリヤ・トスカーナ地方の貴族が生んだ二股ものに行き着きます。その頃日本で、箸は既に庶民にまで普及していました。
西欧の場合、大衆にまで普及したのは、二股から三股フォークになった18世紀を過ぎてフランス革命後ですから、2百年ちょっとしか歴史がありません。
因みに、元々肉切り包丁だったナイフが食卓に上がったのは、フォークより少し昔だったようです。
“洋の東西を分けた”のは、トイレの様式でも然りで、「しゃがみ式」が中東・アジアの主流なら
「腰掛け式」は西欧文化のようです。
人種・宗教など大まかな境界線はトルコのイスタンブールの真ん中、ボスポラス海峡を南北に引いた線で二分されるようですが、確かにアフリカ東部でも「しゃがみトイレ」が一般的です。
日本での「洋式」の普及は、戦後は団地ブームの50年前に過ぎません。
ロハスケさんよりコメント
東西文化の交流といえば、
マクロビオテックは日本人が西洋で広めた日本古来の食事法ですが
近年日本で逆輸入の形でブームになっているのは周知の事実です。
この(西洋人にとっては)今風の食事スタイルであるマクロビオテック。
若い方には今風の食事スタイルと健康が同時に手に入るとてもお洒落なライフスタイルだそう。
古い日本人から見ればなんとも皮肉なブームですがね・・・。

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