ケン幸田のカナダ便り

"寝る子は育つ"

"寝る子は育つ"は、
子供にとっても大人にとっても正しいことで、
科学的根拠もあるようです。

健康な人の場合、
眠り始めてから一時間ほどの間に、
脳下垂体から
疲労回復作用の有る
成長ホルモンが盛んに分泌されるし、
眠っている間には、
脳下垂体前葉などからも
分泌される各種のホルモンが、
内臓をはじめ、
生きて行くのに必要な
諸器官の機能を調節する
潤滑油の働きを強めてくれます。

こうした各種のホルモンは、
血液によって全身に運ばれ、
長時間にわたって
作用を続行しているのです。

"仮眠"を取ると、
睡眠不足でどうも調子が悪いときでも、
すっきりした気分になることは、
誰しも経験済みの事と思われますが、
事実アメリカのNASAの実験で証明されております。

ホノルル〜東京間の夜行便(西回りと東回りの往復便)で、
仮眠(回復時間20分を設定)各40分を機長、
副操縦士、航空機関士に交替で取らせたところ、
仮眠を取らなかったグループに対比して、
着陸時の注意力は、何と5倍も高くなっており、
また眼球反応は16%も速かったそうです。

昨今の子供の非行や自死、
年代を問わない犯罪の急増に関しては、
勿論家庭環境の歪が問われていますが、
識者によると、食習慣や運動不足と並んで、
睡眠不足も大きな要因の一つに上げられているようです。



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