ケン幸田のカナダ便り

小倉と御手洗団子の小話

"アズキの粒あん"が入ったものは、
あんぱん、ようかん、アイスなど、
いずれも頭に「小倉」と付けて呼ばれています。
その起源は、紅葉の名所・京都の小倉山に発し、
赤いモミジが、鹿の子のように点在している様子が、
小豆がブツブツして見えるのに、
似ている事から「おぐら」と呼称するようになったのだそうです。


"みたらし団子"は、元来「御手洗団子」と書かれるので、
字面から、なぜ単なる甘辛の「たれつき串団子」を
こんな風に名付けたのかが気になります。
京都の下鴨神社には、お参りするときに手や口をすすぐ「御手洗川」があって、
土用の丑の日に、この川に足を浸して無病息災を祈る「御手洗詣で」という行事があったそうです。

いつしか、境内には、御手洗詣でに集まる多くの参拝者をあてこむ屋台が増え、
中でも、串を十本に割って団扇のように開き、
一本ずつに五個の団子を刺して、厄除けの人型をまねたものに、甘辛のたれをつけたものが、
爆発的なヒット名物となり、それを「御手洗団子」と呼ぶようになったそうです。
関東などでは、「味たらし団子」などの表記も見られます。



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