
横浜市旭区上白根町1175-1
045-959-1000(代)
1999年4月開園
ズーラシアはオカピ、ドール、アムールトラ、インドライオン、ホッキョクグマ、セスジキノボリカンガルー、アリクイ、キンシコウなど、数少なくなった動物を中心に70種、400点を飼育展示しています。
新しいだけに、一つ一つの施設はメンテナンスも良く、綺麗な動物園です。
広い敷地を利用して、野毛、金沢、両動物園のバックアップ施設(繁殖飼育、保護施設)としての役割もはたしています。
ズーラシアの企画が発表されたときに、多くの神奈川県民は新時代の動物園として大きな期待を持ちました。
当初の企画は最大50ヘクタール規模の敷地に動物を生息環境に近づけて飼育し、のびのびした姿を見せるということだったと思います。
入場料の安い、公営サファリ動物園のような感じをイメージしていました。
ところが出来上がったものは、他の動物園と動物収容施設の規模や展示法に大きな違いが無い、
ダイナミックさに欠けるものでした。
ほとんどの動物園は緑豊かな公園や植物園に隣接して造られていますが、地形や樹木の環境に恵まれなかったのかもしれません。
園内交通手段もありませんから、すでに40ヘクタール近くになる広い面積が災いして、弱者にはきつい施設です。
他の動物園に較べれば動物舎を見学する角度や場所が限定されており、見にくいのも難点です。
横浜市には希少動物を主に展示する、緑豊かでアイデンティティーの高い野毛山動物園と金沢動物園があります。
これに較べるとズーラシア全体の印象が薄いのは回遊性と造園を含めた施設デザインに問題があるのかもしれません。
案内書がわかりづらく、サインも充分ではありません。
園内の植物の解説もほとんどありません。
ズーラシアの入場者は1999年の開園時の224万人から、大幅に落ち込み、現在は100万人前後のようです。
やはり多くの人が期待を裏切られ、リピートしていないのでしょう。
関東圏には野毛山動物園、金沢動物園を含めて、上野、多摩、井の頭、千葉など立派な動物公園が幾つもあります。入場者数の回復には、優れたマーケッティングが必要でしょう。
(2007年夏の最新情報)
かねてより「動物が観難い」との評価が多く、この通信簿項目の評価も2点ですが,
草の茂る夏場はさらに観難くなっており、「動物もいる公園」という程度にまでなっていました。
獣舎規模に較べ、種類あたりの動物数が少ないのも原因です。
ピクニックや動物を観るのが目的ならば金沢動物園がお奨めです。
3点.独創性(アイデンティティー)
4点.コンテンツの迫力。(動物の種類、見せ方。ボリューム感。目玉の動物の有無)
2点.見易さ. (鑑賞導線の良否。動物との距離。目線の床高、動物の配置)
3点.学術性(自然科学的探求、その解説、説明文の充実。希少動物の保護飼育など)
3点.娯楽性(エンタテインメント性)(全体企画の娯楽性)
3点.定例的な企画の有無と質。
3点.環境(癒し、デートなど)
4点.対象年齢層カヴァー率 (幼児、小中学生。一般(18-40歳くらい)。中高年。カップル)
2点.高齢者、身障者対応設備
(エレベーター、スロープなど車椅子、高齢者、ベビーカー対応の良否。
ベンチなど休憩設備。説明文位置。文字の大きさ。音声。)
3点.デザイン性と施設の質(サイン、内装、収容設備)(建築、造園)
5点.メンテナンスの良否
4点.立地(車)
3点.立地(電車)
2点.駐車場の利便性、料金の妥当性。直営ですが一日料金1,000円は高すぎるという感想です。
3点.休憩所、コーヒーショップ、レストランの充実。
3点.従業員の顧客対応
4点.事務所の顧客対応(電話、メール、学芸員の対応)
3点.諸制度の顧客志向度(開館時間、閉館時間、送迎バス、説明員設置など)
4点.公共施設、準公共施設としての貢献度(学術研究家、学校、身障者、高齢者割引などの有無)身障者無料。高齢者割引なし(財)横浜市緑の協会 動物園部管理課が委託管理
4点.お値打ち度。(入場料のコスト・パフォーマンス)入場料600円。
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合計 65点
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