歴史と文化のリゾート地、湘南から発信:湘南ロハスケさん

食在亜細亜

タイの食文化アラカルト(4):「タイ食の現場は女性のコン・カーイ・コング(売り子)が主役:写真36枚」

現代史においてタイ国民は被征服者となったことがない。東南アジアでは稀有な存在。
それ故かどうか、一般的な国民性がホテル、飲食などのサービス業に向いているとはいえない。
金銭欲が少ないのか、誇り高いのか、男女ともにお世辞もないし、媚を売るような顔をみることは少ない。

タイの外食現場には女性が多い。食材の販売も同様。
加工、運搬などかなり過酷な労働が多いが、子供から高齢者まで、圧倒的に女性が多い。
移動式屋台(ロッ・ケン:ロットケン)での商売、肉や魚をバラしながらの販売は先進国や都会では男の仕事になりつつあるが、この国はまだまだ発展途上。

これはタイで取材した食の現場の女性。
売り子をタイ語で表現すればコン・カーイ・コング。人・物・売るということ。

加工済みの食品を売るだけの現場は数少なく、ほとんどが、自宅、市場、現場で自ら加工をして販売している。
食材、食品販売現場には黙々(もくもく)と働いている愛想のない女性が多いが、慣れれば気にはならない。
「いらっしゃーい、いらっさーい」などと威勢のいい掛け声や呼び込みを聞くことはまずない。

販売現場ではたまに見ることができる笑顔だが、決して媚びて(こびて)いるわけではない。貴重な笑顔をできるだけ集めてみた。
底抜けに明るい性格なのだろう。それだけに親近感を示す心底からの笑顔は価値がある。



(写真上)粽(ちまき:バジャーン)を天秤で担ぐ。米だからかなり重い。それでも元気な笑顔を見せてくれた。(タイ北部)



(写真上)路傍で各種のカオラムを製造販売する女性.カオラムは竹筒で炊いた米料理.ココナッツミルクと砂糖を増量したスナック菓子もカオラム.(カンチャナブリ郊外)






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(写真上の上段と下段右)魚類卸売市場で魚をおろす女性(バンコク中心部).ここで処理して持ち帰り、販売するという.下段左は大衆生鮮市場内の小売りで魚の処理販売をする女性(バンコク中心部)

(写真上)炎天の生鮮市場で観光案内を売る女性。暑すぎて笑顔どころではないだろう(バンコク中心部の大衆生鮮市場)。



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(写真上)左は生鮮市場でこの女性が処理し販売しているプラー・ニン(仁魚).右は車が見えないが、リヤカー(ロッ・ケン)に満載したフルーツ.この女性が一人で移動販売している(バンコク中心部).





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(写真上)豊富な野菜は麺料理に混入する.まだまだ伝統的な健康料理も根強い人気がある.(バンコク中心部).

(写真上).トート(トッド:tod:todd)と呼ばれるお好み焼き.米粉と卵を使用して具を混ぜ込む.貝ならホイ・トート(トッド)、豚肉ならムー・トート(トッド)など、主となる具を頭に付けたネーミング.地方に独自スタイルがあればホイ・トート・ハッヤイ(HoyTod Hat Yai)等と地名ハッヤイが後に付けられることもあるが、これは貝のトート・ハッヤイ風を表す.

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(写真上)底抜けのお人よしを感じる笑顔.どこでも見れるわけではないが、「微笑みの国」の原点か.左はソーセージの焼き物.右は豊富に売られるフクロダケ.タイではヘ・ファン(Hed Fang)、英名:ストロー・マッシュルーム(Straw_mushrooms) .キロ40バーツ(120円弱)は安い.(バンコク中心部の生鮮市場).タイの地方ではキノコ中毒が多発し、死者もすくなくありませんから、フクロダケのような安全性が確認されているものに限りたい.






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(写真上左)食のモール内でトウキビの固い皮を削いで食べやすく処理している現場(チェンマイのフードマーケット).(写真上右)生鮮市場内の運搬を担当する女性.男女ともに専用のゼッケンをつけている(バンコク中心部).
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(写真上左)生鮮市場のイチゴ売り.フルーツや野菜販売は最も女性向の軽い仕事だろう.(バンコク中心部の大衆生鮮市場).写真右は野生蜂蜜、蜂の巣の売り子