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世界の健康ニュース解説

中国産魚類の発ガン物質汚染(2)

    日本の水族館でおなじみのレッドテールキャットフィッシュ

  1. キャットフィッシュ(catfish)とは
  2. キャットフィッシュはナマズ類の総称です。
    米国の食品医薬品安全局(FDA)ではキャットフィッシュ(なまず)とバサを分けていますが、食品業界では同一に扱われているようです。
    ナマズ類は世界では37科が報告されていますが、大きいものは4メートルを超える(英国などに生息するWels Catfish)といわれ、アジアでもメコンナマズや赤尾ナマズ(レッドテールキャットフィッシュ)など2メートル以上のナマズが珍しくありません。
    欧米の強い需要に支えられてベトナムではナマズ類輸出が1997年の425トンから2005年には300倍の13万3000トンになったといわれます。

  3. バサ(bocourti catfish, basa catfish)とは
  4. バサはベトナム、中国で養殖が盛んなナマズ類です。ベトナムではなまずイコール、バサですが、魚形は腹部が大きい淡水魚のハクレンに近い菱形です。バサと呼ばれる魚の基本種はPangasius bocoutiといわれますが、米国食品業界では切り身で流通しているために種類が特定できず、チャー(tra)(Pangasius hypophthalmus)などを含めた食用ナマズ類の総称となっています。日本では淡水魚の食用ナマズ類はなじみが薄いのですが、米国南部やアジア諸国ではヒラメ類(ソール)に替わる主要な白身魚類です。

    アジアの魚市場でバサとよばれるナマズ類

  5. デース(Dace)(Leuciscus leucisus)とは
  6. デースはヨーロッパの呼び名で、やはり養殖に適した淡水魚です。米国では鯉(こい)の種類と言う程度の理解で、食用の場合は近似種がふくまれます。中国などアジア系の料理に使用されるそうです。
    日本では、コイ科のうぐい(ウグイ)(別名ハヤ)(leuciscus hakonensis)と呼ばれる魚がデースの近似種です。

    日本産のウグイ

    アジア諸国の市場は魚の種類が豊富です。 キャットフィッシュ(右の黒い魚)は海水魚類と共に並べて販売されています。