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世界の健康ニュース解説

アメリカ牛肉の輸入が再開しました

    BSE(狂牛病)を防疫する必要から停止されていた、米国産牛肉の輸入が2年ぶりに再開され既に日本に到着しています。

    5月に当サイトで取り上げたときには7月の再開が予想されていましたが、結局半年遅れで、実行されました。

    米国産牛肉は日本の生産量の18倍もあり、過去には生産量の4分の1が日本向けの輸出でした。一時は日本の輸入牛肉の40%以上を占めていましたから、米国の輸入再開圧力は想像をはるかに超える熾烈なもので、再開の決定は問題が解決したからではないようです。

    20日にはスーパー等がしり込みをする中で、焼肉チェーンの「でん」(ゼンショク、大阪市)が米国産牛肉の使用を始めたと報道されています。牛丼の吉野家も来年2月ごろには使用するそうです。

    20ヶ月未満の牛であることを立証する術が判り難いという問題提起もありますが、米国が相変わらず牛の骨粉を家畜(牛は禁止だそうです)、家禽の飼料に使用している現状の方が怖いものがあります。

    また、研究者はBSEの感染を新変異性クロイツフェルト・ヤコブ病(a new variant of CJD、vCJD)と呼んでクロイツフェルト・ヤコブ病と区別をしていますが、クロイツフェルト・ヤコブ病と新変異性クロイツフェルト・ヤコブ病は脳の解剖をしなければ分別できないことや、双方の発病経緯、相違が全て明らかになっているとは言い難いことも不安材料です。日本でもクロイツフェルト・ヤコブ病の発生は年間100件を超えています。

    狂牛病に関する記事
    http://www.botanical.jp/librarys/archives/200505/08-1606/