世界の健康ニュース解説
アスベストによる健康被害:アスベストは塩化ビニール床材が怖い
一般消費者からは、アスベストがどこに存在し、どのように身を守ったらよいかという質問が多いそうです。クボタとニチアスが最初に報告したことから、屋根材と断熱材ということは理解しているようですが、他にもあるのではないか?自分の家に使用されていたらどうしよう、公的施設に使用されていたらどうしよう、などなど、多様です。
行政からもネットではいろいろなQ&Aが出ていますが、行政は生産者保護を優先してきましたから、消費者は懐疑的です。
1.消費者はアスベストの知識を得よう
2.アスベストの大部分は建材
3.消費者が注意すべきアスベスト建材
4.ビニール系床材が危険
5.1980年代のビニール系の床材
6.ビニール系床材の国内製造会社、OEM販売会社、輸入品販売会社
7.輸入された米国の主要ビニール系床材の製造会社
アスベスト問題に限らず、消費者には冷静にマスコミ情報や行政通達を分析する能力が要求されます。
これまでも大型魚類の水銀やダイオキシンが問題になると、一番注意すべき全国区のマグロではなく、伊豆地方などに限定されているキンメタイが槍玉に挙げられました。
またトランス脂肪問題では、消費量が圧倒的に多く、最も注意すべき植物性食用油でなく、問題となっているのはマーガリンです。
アスベスト問題も、焼き網、七輪、自転車のブレーキだけが、一般消費者の問題ではありません。最も注目すべきは建材、特にビニール系床材です。アスベストは吸飲量の多寡が問題ではないといわれますから厄介です。(アスベストによる健康被害シリーズを参照してください)
アスベストの有害問題は30年以上も議論されていましたが、代替品が出るまでは全ての関連産業で禁止されることがありませんでした。問題が根深いのは、代替品が現在に至るもほとんど無いことです。
消費者も身を守るのが容易ではありませんが、アスベスト用途は9割が建材ですから、まず身近な住居を点検してください。近年では1980年代から90年の始めにかけての建材が最も危険です。建築ブームとなったこの頃は商業建築、住宅にアスベストが非常に多く使用されています。
産業用と異なり、民用では屋根材、断熱材、壁下地、床材がアスベストの主用途です。建材以外で身近なのは、自家用車、自転車のブレーキライニングやパッド、魚を焼く網、七輪なども話題になりますが、建材から注意を逸らせてはなりません。建材は比較的容易に代替品が得られるのが救いです。危険なものは交換すべきです。
大量生産、輸入が続いていた1990年ごろの主要会社のリストです。取り扱いを中止、廃業している会社もあります。販売商品のアスベスト含有の有無、含有量は各メーカーまたは施工業者にお問い合わせください。
掲載会社に関しての問い合わせ。
info@botanical.jp 発信人が匿名等の場合はお答えできません。
東リ(旧、東洋リノリウム)
タジマ(旧、田島応用加工)
信越ポリマー
松下電工
フクビ化学工業
ロンシール工業
富双合成
日東紡績
三菱バーリントン
タキロン
アキレス
アドヴァン
エルエスアイ
住友ベークライト
クリヤマ
セルコン
三協アルミニウム
住江織物
ABC商会(エービーシー商会)
日東商会

<<< ノギボタニカルのトップページへ
本サイトが掲載する情報・画像等は、提携サイトの湘南情報サイト「ロハスケ」編集部より提供されています。
著作権は「ロハスケ」編集部に属します。
権利者の許可なく複製、転用、販売などの二次利用をすることを固く禁じます。商業目的に記事を引用、転写する場合は、引用:一項30,000円、転写:50,000円となります。