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鳥インフルエンザ・ウィルスは野鳥に根付いている?
WHO が鳥インフルエンザ再燃に新たな警告
鳥インフルエンザ・ウィルスは野鳥に根付いている?
7月8日、WHO(世界保健機構)は、中国の安徽省(Anhui province)、タイのアユタヤ県などアジアの鳥インフルエンザ(avian influenza)再燃に対し、新たな警告を発しています。
今回の発生が、これまでの残存病原性ウィルスによるものか、新たな株の高病原性ウィルス(Highly Pathogenic Avian Influenza A(H5N1))によるものか、いまだ判明していないばかりでなく、最近になり二つの注目すべき論文が発表されたからです。
第一は先週の科学アカデミー会報(the National Academy of Sciences)で、中国農林省の研究者達が発表した研究論文です。
内容は、このウィルスが中国南部の家鴨(domestic ducks)から拡がった事、他のいくつかの重要な疾病の原因ともなっているという研究(実験室レベル)です。具体的な病名は不明ですが、過去にはサーズも疑われていました。
高病原性ウィルスA(H5N1)のタイプ(株)(strain)は発生各国毎に異なっているため、WHOは、各種の株を同定し(strain analysis)、感染の経路を確定するべく努力を続けていますが、各国の協力が必要であり、いまだに完結していません。
第二は、今週のネイチャー(the journal Nature)に発表された論文です。
このウィルスは今春の発生地において、ローカルの野鳥や鳥類に感染が拡がって根付いており、これまで考えられていたほど、撲滅が容易ではないという内容です。
WHOは、これらウィルスが変異して、新たな人間への感染と流行(a new human pandemic virus)が始まる可能性が高いことを指摘して、各国研究者達の協力を呼びかけています。
また養鶏や家禽を生業とする人たちが、抗インフルエンザ薬を用意すること、兆候があれば、素早い対応と報告をするよう求めています。

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